マスクのブログ

30代の双極性障害。落ちぶれたサラリーマンが再現性のある努力を模索する。

「Voicy」の素晴らしさについて。

「ラジオ」という媒体は古い。

そう感じる方が多いのではないだろうか。

 

僕が入社した10年以上前ですら、「ラジオはオワコン」と思っていた。

 

あまり意識したことはなかったが、青春時代、僕はラジオとともに育った。

 

中日ドラゴンズファンの僕が、テレビ中継が途中で終わった後にラジオを点けて、

「落合のホームラン」を聴いて痺れたのは小学生の頃。

 

ナインティナインのオールナイトニッポンを毎週楽しみにし、深夜1時から3時まで、懐中電灯一体型ラジオを布団にくるまって聴いていた中高生の頃。

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明かりがついた布団の中、憧れのタレントが自分に一番寄り添ってくれるメディア。

それがラジオだった。

 

テレビの黄金時代、そしてインターネットの普及によって影が薄くなり、市場規模が削られてきたラジオ。

 

しかし、ここ半年で不死鳥のように復活し、一気に脚光を浴びてきた。

ネットラジオ」である「Voicy」の普及である。

 

voicy.jp

 

パーソナルなラジオとでも言えば良いのか、誰でも簡単に発信出来る音声メディア。

「書く個人メディア」がブログなら「話す個人メディア」がボイシーである。

 

今更ラジオ?と僕も初めは思っていたが、聴きだすとちょっとやみつきになるくらい面白い。コンテンツも人柄の数ほどある。特に視聴者数トップ10のランカーの方々の内容は本当によく出来ている。

 

1、毎日更新

2、コンテンツに独自性が強い(オリジナリティーがある)。

 

という特色がトップランカーにはあるが、それはまた別の話。

 

この「音声メディア」の良いところは、

とにかく「文字よりも頭に入って来やすい点」にある。

話し言葉はやさしく分かりやすいし、文体よりも音声の方が寄り添ってくれるように感じるので、どんどん内容が頭に入ってくるのである。

文字はどうしても能動的に読みに行くが、音声は一度スイッチをオンすると受動的に聴けるのでとても楽でもある。

 

そして、ちょっとした隙間時間に聴くことができる。電車の中、ランチタイム、帰り道など、僕はちょっとコンビニに行く往復5分でもボイシーを聴きながら行ってしまうくらいである。

しかも、だいたい1本が10分くらいで終わることが多いので、時間的にもお手頃サイズで構えることがないのである。

 

僕の生活で、この音声メディアの恩恵を受けているのは「ランニング」の時である。

半ばニートの僕は時間だけはあるので、ほぼ毎日一時間のランニングをするのだが、ボイシーの好きなコンテンツを聞いているといつのもランニングが一気に楽しくなる。

 

頭を使って理解しようとするので、身体を酷使していることを忘れることすらある。

時間が早く感じてしまうのである。

 

逆にボイシーに熱中しすぎて、肉体の限界以上に走れてしまうことがある。

先日、「まだ走れるじゃん」と思い炎天下の中、二時間ランニングをして、マジで吐きそうになった。注意が必要である。

 

しかも、「走って身体を鍛える」行為と「知識をインプットする」行為が同じ一時間で出来てしまい。単純に一時間分お得である。

 

ちなみに、「エアロバイク」より「ランニング」のほうが音声メディアと親和性が高い。エアロバイクは漕ぎながら本を読めたり、 YouTubeを見ることが出来るのでそちらを優先してしまう。手持ちぶさたで「ボイシー」ではちょっと物足りなく感じるかもしれない。

 

とにかく、この音声メディアで僕の生活スタイルはかなり変わりました。

うまく使えば隙間時間で知識をインプットすることが可能で、一日の有効時間が増えると思います。