マスクのブログ

30代の双極性障害。落ちぶれたサラリーマンが再現性のある努力を模索する。

「ペアーズ」で10人と会った結果を公開する。

真剣に婚活してみる!と始めた「ペアーズ」

 

それなりの数の女性と会ってきたので、その傾向と対策を記事にしてみます。

 

かなり仕事が繁忙期でしたので、10人に会うのに相当無理して二ヶ月以上かかりました。その間に自分の価値観というか考え方が少なくない変化を見せたのでそれを最後に追記します。

 

 

f:id:action-now-mask:20170205205257j:plain

<自分の最大いいね!400くらい>

自分自身が比較的ステータス面が高いのでここまでいきました。

ちなみに顔面偏差値は思い切り普通です。

 

<マッチング数30くらい>

正直仕事しながらメンテできる数はこれでも限界を超えていました。

基本は5人くらいを回していく感じで減ったら追加していく。

次々と音信不通になり死んでいく女性達を肌で感じて、気楽に出会えることの弊害というか、人間関係の極限の薄さを体感した気がしました。

 

<お会いした人数10人>

頑張って毎週ひとりというペース。それでも結構キツかったです。

仕事の合間を縫って1時間とかやってました。

 

<出会った女性の属性>

属性というか、どう表記すればいいのか悩むのですが・・・。

 

①ヒカリエ女子(29) いいね200 性格普通 見た目5 

②早稲田子(30) いいね200 一流企業 早稲田卒 見た目5

③新入社員子(22) いいね300 見た目3 仕事命

④千葉子(28) いいね500 見た目6 使用感あり

⑤CA子(29)いいね1500 見た目7 

⑥北海道子(25) いいね500 見た目6 ややぽっちゃり

⑦旅館子(23) いいね400 見た目5 ややぽっちゃり

⑧お嬢様子(24) いいね700 見た目6

⑨歯医者子(26) いいね1000 見た目6 性格独特 

⑩ランニング子(30) いいね1200 見た目5 年増感あり

 

という感じです。

書いてるだけでちょっと嫌になってきましたし、よく会ったなーと自分でも思います。

 

<感想>

始めは待ち合わせだけでもドキドキしましたが、最後は作業のようになっていました。

待ち合わせ場所について会っていても名前を忘れていたこともあります。基本情報も最後は混同してしまっていたので直前にメール読み返して復習していました。

 

正直にいうと、この中で肌を重ねた子も複数います。ただそれはその先にもしかしたら、という希望のようなものが会った時で、実際ひとりとはお付き合いさせていただきました。そして残念ながら一週間んで別れました。

最後は婚活でも何でもなく、とにかく10人に会ってみようという意地だけで続けていました。かなりつらかったです。

 

今回ペアーズで10人に会ってみて感じたことは、「不思議さ」でした。昔はあんなに苦労してデートにこぎつけて、逆効果だと思いながらも思わずデート前に送ってしまった長文メールとか、そのデートでの失敗とか、彼女が出来たときに奇跡感とか、そうしたものがインスタントに手に入ってしまう仕組みに最初は意識が付いて行きませんでした。誤解を恐れずに言えば簡単にデートが提供され、それにデリヘルのような「誰が来るかわからないドキドキ感」が足されたような感覚すらありました。

だからといって「マッチングアプリ」を否定する気持ちはまったくありません。実際に僕はお一人と付き合いましたし、出会いがない男女に対してこういったアプリは超画期的だと思います。運が良ければこの延長線上で結婚することも全然あるなと感じました。実際そういう方もたくさんいられますし。

 

ただ、一番つらかったのは、ひとつひとつの出会いに対して自分自身が鈍くなっていくこと。女性が無限にいることを知ってしまうというか、ひとりひとりにきちんと向き合えなくなってしまった自分が少し嫌いになりました。「まー別に新しい女の子はいっぱいいるし」的な。もちろんこれは自分自身の弱さであって、きちんとひとりひとりに向き合って大切にすることは可能だと思います。しかし、ある程度出会いが複数あり、しかも確率の中でアプリ上の中で出てきた女性に対して、ちょっとメールの文面が雑だったり誤字があったりで、簡単に切り捨てることや、簡単に切り捨てられる「減点法の出会い」いささか疲れたなというのが正直なところかもしれません。

 

前述した通り、僕は「ペアーズ」で出会った女性とお付き合いしました。そのときは本当に嬉しかったですし、彼女に対して特別不満はなかったのですが、なんかうまくいきませんでした。「簡単に手に入ったものは、簡単に手放してしまう」的なものが自分の中にあったのかもしれません。ギャンブルで当たったお金みたいに。もし100人にあった後にやっと見つけたその子、とかだったら違ったのか。そもそも職場であっていたら違ったのか、それはわかりませんが。何より僕と彼女を結びつける他者が誰もいなかったことは少しは影響していたように思います。

 

あと、すごく不思議なのですが、「結婚相手を見つける」目的なはずがいつの間にか「女の子をオトす」ことが目的になってしまっていた瞬間がありました。「この子と付き合うことはないけどここまでしたんだからエッチしたい」的な。でもそこで得た快感は幸せとは結構遠いところになるのかもしれないと思いました。

すごく極論をいうようですが、「めちゃめちゃ美人でハイスペで性格最高」の女性とは、うまくいけば明日にでもデート出来るかもしれません。でも、「時の洗礼を経た大好きな彼女と布団の中で抱き合う幸せ」は即席では手に入りません。でも、本当の幸せはそういうものなんですよね。もちろんそれも求めるからこそこういうアプリや合コンで出会いを求めるのですが、気づかないうちに変なパラドックスというか落とし穴にハマっていたこともありました。

 

まあここまで適当なことをデタラメにつらつら書いてきましたが。「ペアーズ」をやってみてかなり色々と考えさせられました。「人間関係って何?」ということを真剣に考えましたし、過去も振り返りました。でもまあ身も蓋もないことを言いますが、全ては自分の心持ち次第かと。「マッチングアプリ」が是か非かとか、やれるとかやれないとか、多分結婚相手が見つかるかもそうでないかも、自分が主体的にどのようなスタンスで臨むかで全てが変わってくると思います。アプリは所詮「箱」ですね。全ては自分と他者との関係性です。その関係をどのように育んでいけるかはきっと自分次第ではないでしょうか。