20代の頃は「結婚」なんてしたいと全く思わなかった。
自分には無限の可能性があると思っていたし、嫁と子供、なんていうものは自分の人生を制限するものでしかないと思っていた。
ところがどうだろう。
30代のいま、切実に結婚したいと思っている。
自分の可能性に見切りをつけたから?
たぶん、そうではない。
もちろん、もう20代の頃のように無限に若い子との出会いがあるわけではない。
過去に付き合った子より若く、綺麗な子とはもう付き合えないかもしれない。
でも、それ以上に、結婚が「自分の人生を豊かにしてくれるのではないか」と感じているからかもしれない。
ひとりでいるよりの誰かと一緒にいることで、行動の幅も広がり、いろいろな感情も得ることが出来る。僕にもそういう人生のステージが来ているのかもしれない。
あれ。
全然面白くないぞ、このブログ。
僕のエモい心情なんてどうでも良いのだった。
無目的に心情吐露してるなんて、ただのカスじゃないか。
というわけで、懲りずに婚活をしていました。
そして懲りずに失敗ばかりを繰り返しています。
もう何故か疲れてきているので箇条書きに。
①過去案件その1
寂しさのあまり土曜の夜に自宅に来てもらい映画を見る。
添い寝をしただけで何もせず。翌日一緒にジムに行って汗を流す。
夕飯も一緒に食べようと思ったが未来が見えなくて解散。
部屋を出て行ったときの扉の音が印象的だった。
②過去案件その2
金曜の夜に映画を観に行こうと思い、寂しさのあまりラインして一緒に見ることに。
映画は完全な駄作。居酒屋でクダを巻く。相手は当然のように自宅に来ようとしたが、「や、今日はひとりで歩いて帰るわ」と解散。渋谷駅に向かって歩き出し、こちらを振り返った顔が印象的だった。
③ペアーズ残党案件
10個以上下の子。飲みに行ってから翌日休みなこともあり寂しさのあまり自宅に誘う。
お酒を飲み、行為に至る。が、行為後、お互い少し気まずくなりタクシーで返すことに。タクシー代を受け取った時の顔が印象的だった。
④紹介案件
知人の紹介で知り合った子。夜道を缶ビール飲みながら歩いているときに寂しさのあまり電話する。なんとなくの流れで自宅に来ることに。そしてなんとなくの流れで行為に至る。翌日仕事だったので健全解散するも何となくお互い疎遠に。フェードアウトしていくラインの文章が印象的だった。
これを婚活と言えるのだろうか。
寂しさを埋めるために誰かの好意を利用して、正真正銘、ただのカスじゃないか。
だが、これが今の僕のリアルなんだ。
文章にすることで目に焼き付けておこうと思った。